【2人目】出産の記録【番外編】

痛い痛い陣痛を乗り越えての出産、本当に辛かったけど産まれた娘がとてもかわいくて産後アドレナリン効果もあり、分娩台に乗せられたままテンション高めだった私。
その後も切開&裂傷なしということで産後の体調もすこぶるよく、入院生活は若干暇を持て余すほどの余裕がありました。

思い返せば、息子の時は陣痛で呼吸が乱れてしまいパニック状態に近かったので産後も【陣痛~出産】そのものがトラウマになり「二人目?無理…あっても無痛じゃないと…」って産後数ヶ月は本気で思ってました。

ところが。

今回は産後すぐから「あー3人目欲しいかも」と思う始末。
現実問題として我が家は3人目はないかなー?って空気ですが、私の心境としては「3人目アリ」って産後初日から思えるほどに今回の出産は【終わってしまえばいい思い出】になりました。

呼吸が乱れないようにしたことでパニックにならず、また経産婦ということで【産まれるまでの痛みの流れ】を知っていたので覚悟ができていた、っていうのがすごく大きかったように思います。
初産のときは「いつまで続くのこの痛みはー?!?!?!」という先の見えない戦いにパニックでしたが、今回は「もうすぐ終わる…もうすぐ終わる…めっちゃ痛いけどっっっっ!!」って心持ちで踏ん張ってました(笑)

それから夫。
前回は母と夫が立ち会いでしたが今回は「立ち会いは1人」ということで夫だけの立ち会い出産でした。
明け方に「早いかな?帰されちゃうかな?」と思いながら病院に電話したのも、出勤前に夫を確保してしまいたかったというのもあり、結果的にはそのまま出産だったので夫も最初から立ち会えて正解でした。

病院着いたころは私も余裕があったので夫とも冗談交じりの会話ばかりでのらりくらりしてましたが、夕方に本陣痛が一気に進んでからはテキパキとやれることをやってくれました。
特に今回は「お尻の上を押す」という最重要任務をこなしてくれて本当に助かった…!!

痛みMAXで叫んでるときも分娩台で最後の痛みに苦しんでるときも、たぶん私は本気を通り越した容赦ない力で夫の手を握っていたと思うんですがしっかり握り返してくれて安心したのを思います。
トイレで強い陣痛に襲われ苦しんでるときや、先生や助産師さんの指示が頭でわかってても痛みで実践できず苦しんでたときも不思議なもので夫の声が聞こえるとなんとか踏ん張れたものです。

息子を産んだ産院は助産師さんが最初から最後まで必ずつきっきりなのに対し、今回の総合病院は分娩室へ入る直前までわりと放置気味というか定期的に様子を見に来てはくれるもののずっと付き添ってるわけではないので陣痛室では私と夫の二人きりの時間が長かったんです。
そんな中ずっとそばにいてくれただけで私は安心するし、お尻を押す以外にも飲み物やタオルやとにかく私がしてほしいことは全てやってくれたことに感謝。

私は痛みに夢中ですが、ただ付き添うだけの夫からしたら立ちっぱなしで数時間いるのって大変だったことでしょう…。
しかも結局病院から解放されたのは明け方でしたしね。
本当に今回は夫の存在に助けられた、の一言で私の中で「二人で乗り切った」感がすごいです。

それから陣痛室での余談が2つ。

まずはその1「Sさん」
私が朝7時に陣痛室へ入った時すでに隣のベッドで苦しんでたSさん。
苦しむ声と助産師さんとの会話が聞こえてくるんですが、
「二人目は楽って聞いたのにぃ……うーー!!」
「昨日からずっと苦しんでるのにぃ…うーーー!」
「帝王切開なら昨日のうちにしてよぉ…うーー!」
「こんなに痛いのにぃ……まだなのー?…うー!」
と心の底から辛そうな声が聞こえてきて同じ二人目妊婦の私涙目…。

夫と声をひそめて「二人目でこうなの…?」「え?まじで?」「二人目は楽なんじゃないの?」と隣のベッドで震えてました…。
この後彼女は10時ごろから誘発に切り替えられて点滴開始、後で授乳室で聞いたらお昼頃には出産になったそうです。
いや、それにしても「いよいよ陣痛来た!」という状態でいきなりこの惨劇を突き付けられ心が折れそうになったのを今でも忘れません…。

そしてその2「Mさん」
朝は隣の陣痛室に上記のSさんがいましたが、夕方以降の再陣痛で陣痛室に入った時は隣に誰もいませんでした。
そのままずっと誰も来なかったんです。
なのに!
私がMAX苦しみ始めた23時すぎ?あたりに遠くの方から「うーーー!うーー!!」と私と同じような声を出し続けて唸ってる人の声が聞こえる!
「え?陣痛室くるのかな?」と痛みの中で考えてたら途中でその声が聞こえなくなって、なんと陣痛室の手前にある分娩室に直行した模様。
「こんなに何時間も苦しんだ私がまだ陣痛室なのにいきなり分娩室だとー!?」と驚愕しているとなんとそのまますぐに産まれた模様。

Mさんもあとで授乳室で聞いたら、家で破水したらすぐに3分間隔になってしまって病院直行し到着と同時に分娩室へ、あとは数回いきんで出産!というスーパー安産だったそうで…。
「いきなりやってきていきなり産んだ人」という神がかり的なお産を目の当たりにして私の羨望の的になったお人です(笑)

でも、分娩室はアコーディオンカーテンで仕切られて分娩台が2台ありましてね。
私が分娩室へ叫びながら入った時にまだMさんは隣の分娩台で産後処置&安静中だったわけで全部丸ぎ声だったわけで…。
あぁ恥ずかしい、恥ずかしい。
「出ちゃう!」だの「もう無理!」だの「いっっったいぃ!」だの「あぁぁっぁああーーー」だのもう今思い出すだけでも赤面な絶叫を全部聞かれていたわけで…。
Mさんと初めて話したとき咄嗟に「うるさくしてごめんなさい」と謝った私でした(笑)

彼女も経産婦で2人目妊婦だったんですが、「1人目が2,900gでお産って結構楽なんだなーと思ってたら2人目が3,300gでものすごく辛かった上に避けてしまって超大変だったのに、隣から(←私のこと)『3,880gで切開なし裂傷なしで傷一つないよ!』って先生の声が聞こえてきて耳を疑ったわ(笑)」と言われました(笑)

そんなわけで自分のお産そのもの以外にもいろいろ思い出盛りだくさんなお産になったのでした。
今思うと楽しいお産だったなー(笑)